メタボ健診の具体的流れ

特定健診では、腹囲や体格指数(BMI)が基準以上で、血糖値、血圧、血中脂質の数値も基準を超えると、超えた数や喫煙の有無に応じ、保健指導を受けなければならなくなります。この点がメタボ健診が従来の健診と大きく異なるところです。

従来の健康診断では、異常な検査値があっても通知するだけでしたが、新制度では保健師や管理栄養士らの指導(保健指導)のもと、食事や運動など生活習慣の改善に取り組まなければなりません。

特定健診の流れと判断基準

メタボ健診流れ

指導(保健指導)には2通りあって、基準以上の検査値が多いと「積極的支援」、少ないと「動機付け支援」に分かれます。
指導は医師、保健師、管理栄養士のいずれかから受けることになります。

積極的支援は、具体的な目標を設定し、3~6カ月にわたって食事や運動などの改善に取り組むことになります。内容としては最初に面接で自分がどんな状態であるか説明を受け具体的な改善計画を立てます。 その後も電話やメールで継続的に指導を受け、3~6ヵ月後に改善程度を評価します。

動機付け支援は、原則として最初に1回面接を受け自分の状態について説明を受けた後、対象者自ら生活習慣改善に取り組み、6ヵ月後に評価を受けます。

他にも基準以上の検査値がない場合や腹囲などが基準以下の場合は「情報提供」として、生活習慣改善の重要性を解説した資料が配布されることになります。糖尿病や高血圧症などの検査値が「受診勧奨値」(以下参照)を上回る場合は、病気の恐れが高いため、医療機関の受診を勧められるケースが多くなるとみられます。

受診勧奨値

  • 血圧 収縮期  140mmHg以上 / 拡張期  90mmHg以上
  • 中性脂肪        300mg/dl以上
  • HDLコレステロール   34mg/dl以下
  • LDLコレステロール  140mg/dl以上
  • 空腹時血糖       126mg/dl以上
  • HbA1c           6.1%以上
  • AST(GOT)       61U/l以上
  • ALT(GPT)       61U/l以上
  • γ―GT(γ―GTP)   101U/l以上
  • 血色素量 男性   12g/dl以下 / 女性  11g/dl以下
 

※医療機関を受診する必要性は、医師が個別に判断し、受診者に通知されることになります。


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